8月20日(木)朝10時のおはぎゃー指数は爆上げ度37%、ダルマは赤「好調」。8時の予報が爆上げ度32%でしたから、朝のうちにさらに5ポイント上振れした計算で、前日の青「おはぎゃー」からきれいに色が裏返りました。しかもこの日は、朝の勢いが引けまで衰えないタイプの上昇です。
今朝の5指標
| 指標 | 今朝の値 | 前営業日(8/19)大引け比 |
|---|---|---|
| 日経先物 | 66,060円 | +1.04% |
| グロース250先物 | 754pt | +2.86% |
| ナスダック100 | 29,656.5pt | +0.59% |
| ドル円 | 158.40円 | −0.47% |
| VIX(恐怖指数) | 14.89pt | −6.00% |
※前営業日(8/19)15:30(大引け)比、10:00確定時点。上昇=赤/下落=青(日本式配色)。VIXは恐怖指数のため、下落(青)=警戒感の後退を表します。
今朝の実況
この日の37%を作ったのは、実は日経先物ではありません。おはぎゃー指数はグロース250先物に8倍の重みを置いていて、グロース250先物+2.86%(754pt)だけで指数の約23ポイント分――37%のうち6割超を叩き出しています。日経先物は+1.04%(66,060円)で約10ポイント分。つまり今朝の「好調」は大型株の力ではなく、小型グロース主導のリスクオンだったわけです。
火をつけたのは恐怖の後退でした。VIXは14.89pt(-6.00%)と、指数が中立とみなす16ptを大きく下回っています。一方でナスダック100は+0.59%(29,656.5pt)と伸びは控えめ。海外から強烈な追い風が吹いたというより、二日続けて売り込まれた日本株が、警戒感の薄れを合図に自力で立ち上がった形です。しかもドル円は158.40円(-0.47%)と円高方向――5指標のうち唯一おはぎゃー側に働いた項目で、それでも日本株が上げたという事実が、この日の買いの本気度を物語っています。
(参考)その後の大引けは日経先物66,310円(+1.42%)、グロース250先物764pt(+4.23%)。朝に息切れするどころか、引けにかけてもう一段上げました。とくにグロース250は朝の+2.86%から+4.23%へ、後場の買いが最後まで細らなかった一日です。
今日の個別おはぎゃー
この日の主役は、7月に東証グロースへ上場したばかりのティアフォー(593A)でした。前日8/19の終値883円に対し、寄り付きは890円と静かな立ち上がり。ところが場中に飛び込んだルネサスエレクトロニクスとの協業――自動運転オープンソース「Autoware」とルネサスの車載SoC「R-Car」を組み合わせ、レベル4対応のソフトウェア定義車両(SDV)向け計算基盤を共同で構築する、というニュースで買いが殺到します。株価はそのまま1,033円でストップ高引け(+16.99%)。出来高は961万株と、前日145万株の約6.6倍に膨らみました。
もう一本、荒っぽく走ったのがメタプラネット(3350)。ビットコインの上昇に歩調を合わせ、前日218円から253円(+16.06%)へ。出来高5,569万株は前日1,880万株の約3倍で、BTC連動銘柄らしい、素直で容赦のない上げ方でした。
材料の質でいえばGENDA(9166)も見逃せません。7月度の売上高が前年同月比+30.1%、既存店ベースでも+16%という月次を受けて、734円から802円(+9.26%)。思惑ではなく実績で買われた一本です。この日、東証全体でストップ高は7銘柄、ストップ安はゼロ。売り方の総崩れというより、二日間の投げ売りで空いた穴に買いが順番に埋まっていった――そんな戻り方でした。
前日との比較
前営業日8/19はおはぎゃー度39%・青「おはぎゃー」。日経平均は大きく売られ、市場には「もう一段あるのでは」という空気が残っていました。ところが一夜明けた8/20は爆上げ度37%・赤「好調」。おはぎゃー度39%と爆上げ度37%は、ほぼ同じ振れ幅を反対向きに刻んだ数字です。ダルマの色は青から赤へ、たった一晩で塗り替わりました。恐怖というのは、しばしばこんなふうにあっけなく引いていきます。
株運長久ダルマより
「ふぉっふぉ、昨日の青い顔が嘘のようじゃな。ワシの頬も今日は赤いわい。じゃがのう、一晩で39から37へこれほど素直にひっくり返る相場は、裏を返せば同じ速さで戻る相場でもある。ストップ高を掴んだ者ほど、明日の朝は静かに板を見よ――喜ぶのはよいが、浮かれるでないぞ。」
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