2026年8月21日(金)、朝10時のおはぎゃー度は21%。ダルマは青「おはぎゃー」を灯しました。朝8時の予報は緑「平穏」の13%でしたから、寄り付きから10時までのあいだに、じわりと8ポイントぶん悪いほうへ滑った格好です。
今朝の5指標
| 指標 | 今朝の値 | 前営業日(8/20)大引け比 |
|---|---|---|
| 日経先物 | 65,730円 | −0.87% |
| グロース250先物 | 756pt | −1.05% |
| ナスダック100 | 29,353pt | −1.09% |
| ドル円 | 159.10円 | +0.37% |
| VIX(恐怖指数) | 16.01pt | +7.52% |
※前営業日(8/20)15:30(大引け)比、10:00確定時点。上昇=赤/下落=青(日本式配色)。VIXは恐怖指数のため、上昇(赤)=警戒感の高まりを表します。
今朝の実況
いやー、朝の予報が一番アテにならないパターン、これです。10時の5指標は日経先物 65,730円(-0.87%)、グロース250先物 756pt(-1.05%)、ナスダック100 29,353pt(-1.09%)。前の晩の米株安をそのまま引き継いで、日本もグロースもナスダックも横一線でマイナス1%前後という、きれいに揃った下げ方でした。おはぎゃー度21%の内訳を分解すると、ちょうど三等分ではないものの、日経先物・グロース250・ナスダック100の3つでほぼ全部を稼いでいます。特定の悪材料に殴られたというより、地合いが全面的に1目盛りぶん沈んだ日、と言ったほうが近いです。
面白いのがVIX 16.01(+7.52%)。数字の見出しだけ見ると「恐怖指数が7.52%も跳ねた!」とドキッとするんですが、おはぎゃー指数のVIX項は「16からどれだけ離れたか」で効く設計。つまり16.01は、平常運転のラインにピタリ戻ってきただけで、指数への寄与はほぼゼロなんですね。前日までVIXがどれだけ低いところで寝ていたか、という裏返しでもあります。むしろ効いたのはブレーキ側で、ドル円 159.10円(+0.37%)の円安。4倍の重みで逆向きに入るので、おはぎゃー度をおよそ1.5ポイントぶん押し下げてくれました。円安がなければ、この日は22〜23%まで行っていた計算です。
(参考)後場は下げ渋りました。大引け15:45頃の日経先物は66,150円(-0.24%)まで戻し、おはぎゃー度も10%へ縮小。朝がいちばん暗くて、あとはずっと明るくなっていく一日でした。
今日の個別おはぎゃー
で、ここからが本題です。この日の指数、中身がねじれていました。現物の日経平均は下げたのにTOPIXはプラス圏で引けている。犯人ははっきりしていて、ファーストリテイリング(9983)です。20日終値76,280円から21日終値73,510円、-2,770円(-3.63%)。日経平均の下げ寄与ダントツのトップでした。材料は自社の決算ではなく、米ウォルマートの急落。物価高で消費が弱るぞ、という警戒が太平洋を渡ってきて、値がさの消費関連にぶつかった形です。
グロース250先物-1.05%の実像も、個別で見ると案外えぐいものがありました。Kudan(4425)は1,596円から1,395円へ-201円(-12.59%)。FIG(4392)は1,301円から1,132円へ-169円(-12.99%)。どちらも1日で1割超が消えています。指数のマイナス1%という表示は平均値であって、新興の個別が味わった痛みはその10倍だった、ということですね。
ただし、この日を「全面安」と呼ぶと嘘になります。売られたのはあくまでグロースと値がさで、その裏で資金はバリューに移っていました。伊藤忠商事(8001)は2,004.0円から2,080.0円へ+76.0円(+3.79%)。商社・金融・自動車がしっかり買われて、TOPIXをプラスに押し上げた側です。おはぎゃー度21%は市場全体の悳鳴ではなく、「日経平均に効く銘柄だけが選んで売られた音」でした。持ち株次第で体感が真逆になる日、たまにありますよね。
前日との比較
前営業日の8月20日(木)は爆上げ度37%・赤「好調」。そのまた前が下げていたので、木曜は3日ぶりの反発で気持ちよく上がった日でした。それが一晩あけておはぎゃー度21%・青「おはぎゃー」。赤から青へ、また色が変わりました。つまり水曜→木曜で上向きに反転し、木曜→金曜でまた下向きに反転。2日連続で一夜のうちにひっくり返ったわけです。金曜の週末前ということもあって、木曜に乗った買いをその日のうちに畳んだ人が多かったのでしょう。もっとも、そうやってバタバタと反転を繰り返した挙げ句、大引けのおはぎゃー度は10%まで戻っているので、丸一日を通して見れば「行って来い」の週末でした。
株運長久ダルマより
「ふむ、赤の次の日が青、その前は青の次の日が赤じゃな。ワシもさすがに目が回るわい。じゃがな、こういう日ほど大事なのは、朝の21%と大引けの10%、どちらが本当の相場だったかを決めつけんことじゃ。市場は金曜の夕方に答えを出してはくれん。週末は板が閉まっておる。慎てて答えを出そうとせず、月曜の朝までゆっくり茶でも飲んで待つのが、いちばん賢い持ち方じゃよ。」
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