7月17日(金)朝10時のおはぎゃー指数はおはぎゃー度71%、ダルマは黒青「大おはぎゃー」。毎日レポートでは初めての黒青ダルマ──つまり最悪クラスの朝だ。日経先物は前日大引け比−3.47%の64,555円まで急落し、グロース250先物も−3.09%と新興株が叩き売られた。VIXは16台に上昇し、ようやく市場に「恐怖」が戻ってきた。前日の青ダルマ(おはぎゃー度43%)が告げた警戒サインは、一日で現実の大おはぎゃーとなった。
今朝の5指標
| 指標 | 前日(7/16)大引け比 |
|---|---|
| 日経先物 | −3.47%(64,555円) |
| グロース250先物 | −3.09%(689pt) |
| ナスダック100 | −2.13%(29,036) |
| ドル円 | +0.16%(162.43円) |
| VIX(恐怖指数) | +6.8%(16.73) |
※前営業日15:30(大引け)比、10:00確定時点。上昇=赤/下落=青(日本式配色)。VIXは恐怖指数のため、上昇(赤)=警戒感の高まりを表します。
今朝の実況 — 青から黒青へ、一日で加速した下げ
前日7/16(木)のおはぎゃー度43%(青)は、大おはぎゃーの序章にすぎなかった。本日7/17の朝、日経先物は前日大引け比−2,300円余り(−3.47%)の64,555円まで急落した。グロース250先物は−3.09%、ナスダック100も−2.13%と、日米のリスク資産が同方向に売られた。
決定的な違いはVIX(恐怖指数)だ。前日までは15台で「利食い型の下げ」にとどまっていたが、本日は+6.8%の16.73へ上昇。売りが「楽観の利食い」から「恐怖の投げ」へ質を変えたことを示唆している。ドル円が+0.16%とわずかに円安にもかかわらず日本株が売られたのは、「円安=株高」の方程式さえ効かないほどのリスクオフだったことを意味する。
おはぎゃー度71%──この黒青ダルマは、事件簿でしか登場しなかった「大おはぎゃー」が、ついに日々の相場に現れたことを意味する。サムスンショックに始まるAI半導体バブルの調整が、ホルムズの地政学リスクと重なり、週末に向けて一気に噴き出した形だ。
今日の個別おはぎゃー
下げは幅広いが、やはり震源は半導体だ。アドバンテスト(6857)・キオクシアHD(285A)・東京エレクトロン(8035)が揃って大幅安。前週のサムスンショック以来の「戻しては売られる」展開が続き、キオクシアは7月の高値からの下落率がさらに拡大した。
新興グロース市場も直撃を受けた。グロース250先物は−3%超と、リスクオフ局面では真っ先に売られる新興・中小型グロースの弱さが鮮明に出た。一方でディフェンシブな食品・医薬品・電力などのセクターに退避資金が向かう場面も見られた。
ひとくち比較
7/15(水):爆上げ度10%・緑「平穏」→静かな凪
7/16(木):おはぎゃー度43%・青「おはぎゃー」→下落再燃
7/17(金):おはぎゃー度71%・黒青「大おはぎゃー」→急落加速(今日)
緑→青→黒青。わずか三日で、ダルマは平穏から最悪クラスまで一気に駆け下りた。これは、毎日レポートを付け始めてから初めての高さのおはぎゃー度だ。事件簿(File)に記録されるような大相場が、今まさに進行中である可能性が高い。週明けの相場を、落ち着いて見守りたい。
株運長久ダルマより
「ついに黒青が出てしまったのう。ワシの顔色も、この通り真っ青じゃ。じゃが──ここで一つだけ伝えておきたい。ワシは七転び八起き。12%落ちた令和のブラックマンデーの朝も、コロナショックで世界が止まった春も、ワシは必ず起き上がってきた。大おはぎゃーの朝は、慌てて投げた者だけが、一番低いところで売ることになる。枚数を軽くしてもよい、休んでもよい。ただ、盤から完全に目を離さないことじゃ。願掛けの片目、まだとっておくかのう。」
過去の記録はこちら → おはぎゃー・アーカイブ
過去の大暴落の記録 → 事件簿カテゴリ