10月29日のおはぎゃー度は14%・ダルマは緑の「平穏」。昨日の爆上げ相場がいったん一服し、朝方は静かな横ばいスタートとなりました。日経平均が最高値圏をうかがう一方で、お金はAI・半導体の主力株へ集中。置いていかれた新興株がじりっと売られる——そんな「指数は凪、中身で明暗」の一日です。
今朝の5指標
| 指標 | 今朝の値 | 前営業日(10/28)大引け比 |
|---|---|---|
| 日経先物 | 64,720円 | +0.47% |
| グロース250先物 | 773pt | -1.65% |
| ナスダック100 | 29,760.75 | -0.66% |
| ドル円 | 157.95円 | +0.04% |
| VIX(恐怖指数) | 16.91 | -3.43% |
※前営業日15:30(大引け)比、10:00確定時点。上昇=赤/下落=青。
今朝の実況
日経先物は64,720円(+0.47%)とじわり続伸、ドル円も157.95円(+0.04%)でほぼ動かず。恐怖指数VIXは16.91(-3.43%)まで低下し、海の向こうも落ち着いています。目立ったのはグロース250先物の773pt(-1.65%)、ナスダック100先物も29,760.75(-0.66%)と小緩み。昨日の勢いが落ち着いた凪の朝でした。
流れで見ると、前夜速報のおはぎゃー度3% → 8時の予報12% → 10時の確定14%と、朝にかけてほんの少しだけ重さが出ています。といってもいずれも緑の「平穏」の範囲。相場全体としては、大きな事件のない穏やかな一日です。
今日の個別おはぎゃー — 第一工業製薬が“好決算なのに2割安”
市況は凪でも、個別では派手な一本が出ました。第一工業製薬(4461)です。前日終値13,490円に対し、朝は13,650円で寄って高値13,940円まで買われたのに、そこから一気に失速。安値10,530円まで突っ込み、終値は10,570円(前日比-2,920円・-21.65%)。朝イチの高値で飛びついた人には、1日で2割超が消える悪夢の展開でした。
材料は決算です。上期(4-9月)の経常利益は前年同期比2.5倍の88.3億円と絶好調で、会社計画も上回る着地。それでも通期計画を据え置いたため、逆算すると下期(10-3月)の経常は前年比44.4%減になる——「数字は良いけど、ここがピーク」と読まれた典型的な出尽くし売りでした。好決算で急落、相場の難しさが詰まった一日です。これは後日、「おはぎゃー事件簿」で取り上げるかもしれません。
新興市場でも、日経の最高値更新でAI・半導体の主力株へ資金が向かった反動で、宇宙・新興の人気株に利益確定売り。グロース250が反落した背景でした。
前日との比較
昨日10月28日は爆上げ度38%・赤の「好調」で、日経平均が最高値を更新する強い一日でした。それに比べると今朝はおはぎゃー度14%・緑の「平穏」。相場の熱はいったんクールダウンしています。ただし“全面高の翌日に新興が売られる”のは、物色の矛先が大型主力に移ったサイン。指数は静かでも、中身はしっかり入れ替わっています。
株運長久ダルマより
「昨日あんなに騒いだのに、今日は静かじゃのう。……まあ、こういう凪の日にこそ足をすくわれる銘柄もあるでな。好決算に喜んで飛びつく前に、ひと呼吸じゃぞ。」
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