おはよう……とは、とても言えません。これはもう「おはぎゃー」です。9月11日(金)、株運長久おはぎゃー速報がはじき出した今朝のおはぎゃー度は75%、ダルマ段階は最上級の黒青「大おはぎゃー」。今週はずっと青信号が点滅する程度で済んでいましたが、週末の金曜になって一気に暗幕が下りました。
しかも今日は、時間が進むほど悪くなっていった一日です。前夜0時の速報では52%、朝8時の予報で61%、そして10時の確定判定で75%。寄り付いてから売りが売りを呼び、じりじりと恐怖が積み上がっていったのが数字にそのまま出ています。予報の61%から確定で14ポイントの上振れ——「思っていたより悪かった」タイプの大おはぎゃーでした。
今朝の5指標
| 指標 | 今朝の値 | 前営業日(9/10)大引け比 |
|---|---|---|
| 日経先物 | 63,145円 | −3.14% |
| グロース250先物 | 750pt | −4.46% |
| ナスダック100 | 29,139 | −1.13% |
| ドル円 | 154.50円 | +0.64% |
| VIX(恐怖指数) | 17.84 | +8.38% |
※前営業日15:30(大引け)比、10:00確定時点(赤=上昇/青=下落)。
今朝の実況
全面安でした。日経先物は前日大引け比−3.14%の63,145円。現物の日経平均は前場に一時2,000円を超える下げ幅を記録し、東証プライムの8割超の銘柄が値を下げる総崩れの展開になりました。中でも新興株の傷が深く、グロース250先物は−4.46%の750ptと、今朝の5指標で最も強く売られています。米ナスダック100は−1.13%の29,139とハイテクの重さを引きずり、ドル円は+0.64%の154.50円とわずかに円安、恐怖指数VIXは+8.38%の17.84へ跳ね、二桁後半に顔を出しました。
売りの材料は主に三つ。ひとつは原油の急騰——WTI原油先物が一時1バレル104ドル台と約4カ月ぶりの高値をつけ、資源を輸入に頼る日本経済への逆風と受け止められました。ふたつめは米長期金利の急上昇で、前日の米国市場で10年債利回りが4.9%台と2023年10月以来の高水準に接近。株の割高感を強めました。そして三つめが、米国のばらまき政策を起点とするインフレ警戒、いわゆる「トランプ・インフレ」。金利上昇でハイテク株が売られ、前日の米メモリー株安がそのまま国内半導体株に波及した格好です。
今日の個別おはぎゃー
今日の主役は、残念ながら半導体でした。
キオクシアHD(285A)。前日終値58,090円に対し、寄りから55,090円と−5%でスタート。前場のうちに安値53,150円(一時−8.5%)まで突っ込み、終値は54,030円で−6.99%。米サンディスクやマイクロンといったメモリー株が金利上昇を受けて4%超下げた津波が、そのまま上陸した一日でした。
アドバンテスト(6857)。前日終値33,920円 → 寄り31,820円 → 安値30,980円(一時−8.7%)→ 終値31,720円で−6.49%。値がさの半導体検査装置が売られると指数は重く、報道ではこの1銘柄だけで日経平均を約617円押し下げたとされています。今日の“戦犯”です。
ソフトバンクグループ(9984)。前日終値6,810円 → 寄り6,410円 → 安値6,358円(一時−6.6%)→ 終値6,540円で−3.96%。一時は7%近い下げから、引けにかけてはやや下げ渋りました。
いずれも安値からは少し戻して引けており、朝イチの気配で投げた人が一番痛い一日。相場全体としても、これは後日「おはぎゃー事件簿」で振り返るかもしれない候補日です。
前日との比較
昨日(木)の今朝のおはぎゃー度は20%・青「おはぎゃー」と、まだ様子見の範囲でした。それが一夜明けて75%・黒青「大おはぎゃー」へ。原油と金利という外部要因が週末の朝に一気に噴き出し、青信号が黒青に染まった一日でした。
株運長久ダルマより
「原油に金利、ダブルで来たわい。こういう日は無理に拾わず、まず身を守るのが株運長久の道じゃぞ。」
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