8月27日(木)10時のおはぎゃー指数は爆上げ度17%・緑の「平穏」。8時の予報では赤「好調」が出ていたので、ちょっと肩透かしですね。中身を見ると理由は一目瞭然で、日経先物が66,050円(-0.32%)と力を抜いた一方、グロース250先物は790pt(+1.80%)。同じ東京市場とは思えない綱引きでした。
今朝の5指標
| 指標 | 今朝の値 | 前営業日(8/26)大引け比 |
|---|---|---|
| 日経先物 | 66,050円 | −0.32% |
| グロース250先物 | 790pt | +1.80% |
| ナスダック100 | 29,454.25pt | +0.76% |
| ドル円 | 159.20円 | +0.08% |
| VIX(恐怖指数) | 15.21pt | −1.55% |
※前営業日(8/26)15:30(大引け)比、10:00確定時点。上昇=赤/下落=青(日本式配色)。VIXは恐怖指数のため、下落(青)=警戒感の後退を表します。
今朝の実況
いやー、今朝は指数の数字より「どこが動いたか」が全部でしたね。夜のうちに出たエヌビディアの決算が波乱なく通過して、ナスダック100は29,454.25pt(+0.76%)、VIXは15.21(-1.55%)まで下がって警戒感がスッと抜けました。ドル円も159.20円(+0.08%)でほぼ動かず、追い風は吹いているのにプライムの主力は反応が限定的。行き場のなくなった資金が、そのまま新興株のほうへ流れ込んだ格好です。
おはぎゃー指数の式では日経先物の重み(10)がグロース250(8)より大きいので、大型が-0.32%沈むと新興の+1.80%が食われて、赤が緑に押し戻されます。「爆上げ度17%」は相場が退屈だったからではなく、上と下が別方向に引っ張り合った結果の17%。中身の熱は数字よりずっと高い一日でした。
(参考)ここから引けにかけて新興の勢いはさらに増して、大引けではグロース250が793pt(+2.19%)、日経先物も66,145円(-0.18%)まで戻して着地。爆上げ度も22%まで回復し、朝の予報が結果的に正しかった、という追いつき方をしています。
今日の個別おはぎゃー
主役はグロース市場でした。まずティアフォー(593A)がストップ高。前日1,328円から1,599円(+271円、+20.41%)です。自動運転の会社で、8月21日にルネサスとレベル4対応チップを共同開発したニュースが出たところに、モルガン・スタンレーMUFG証券が新規カバレッジで「希少性」を評価。材料が二段構えで乗った形ですね。
同じくストップ高がFFRIセキュリティ(3692)。前日4,905円から5,610円(+705円、+14.37%)。NECらと国産技術ベースのサプライチェーン向けセキュリティサービスを共同開発する、という発表が当日出ています。値上がり率の上位もアスタリスク(6522)が2,067円→2,567円(+500円、+24.19%)、アイズ(5242)が2,204円→2,704円(+500円、+22.69%)と、グロース勢がずらり。
プライムにも一本、強いのがありました。第一稀元素化学工業(4082)が2,591円→3,000円(+409円、+15.79%)で、値上がり率1位はこれで2日連続。レアメタルの国内量産化という話に資金が集まり続けています。大型全体は静かでも、テーマがはっきりしている銘柄にはちゃんと札が入る。そういう選別の日でした。
前日との比較
前営業日8月26日(水)はおはぎゃー度1%・緑の「平穏」。プラスマイナスどちらとも言えない、教科書みたいな完全な凪でした。今日も表示上は同じ緑ですが、中身はまるで別物です。昨日は全員が動かなかった緑、今日は大型が動かず新興だけが+1.80%で走った緑。同じダルマの色でも、水面下でお金の置き場所が入れ替わっている——記録に残りにくいけれど、後から効いてくるタイプの一日だと思います。
株運長久ダルマより
「大海が凪いでおるときほど、先に風をつかまえるのは小さな船のほうじゃな。ワシの目に今日の緑は「誰も動かなかった緑」ではなく、「動いた場所が違っただけの緑」と映る。大きな帆が膨らむのはいつも少し遅れるものじゃ、慌てずとも風向きだけは覚えておくのじゃぞ。」
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