【7/3 今日のおはぎゃー】おはぎゃー度5%・平穏 — 米SOX−8%の絶望を、日本株がはね返した日

7月3日(金)朝10時のおはぎゃー指数は おはぎゃー度5%、ダルマは緑「平穏」。米SOXが前夜−8%と絶望的だったにもかかわらず、指数の主役である日本勢は動じませんでした。そして引けには爆上げ度22%・好調(赤)まで好転。「米国の絶望を、日本株がはね返した日」です。順を追って振り返ります。

今朝の5指標

指標前日大引け比
日経先物68,715円(-0.40%)
グロース250先物709(+1.00%)
ナスダック10029,623.25(-1.25%)
ドル円161.24円(-0.58%)
VIX(恐怖指数)16.14

※前営業日15:30(大引け)比、朝10:00確定時点。上昇=赤/下落=青(日本式配色)。

今朝の実況

夜のニュースは絶望的でした。フィラデルフィア半導体指数(SOX)が前日比 −8.01%。1日でこれだけ崩れるのは1年ぶり級の大きさで、上半期をリードしてきたAI・半導体に、下期入りのタイミングでまとまった利益確定売りが出た格好です。米国株の投資家にとっては、まさに「おはぎゃー」の夜でした。

ところが——新しいおはぎゃー指数の主役は、米国ではなく日本です。フタを開けてみれば、日経先物は −0.40%、グロース250先物はむしろ +1.00%と、日本勢は米国の絶望をどこ吹く風。新興株が気を吐き、ナスダック100 −1.25%・ドル円 −0.58% の下押しをじゅうぶんに吸収しました。指数が「おはぎゃー」まで振れず おはぎゃー度5% の緑「平穏」 で止まったのは、この日本勢の底堅さゆえです。米国は真っ青、でも日本の朝は驚くほど凪でした。

14,63513,42112,206 12,626 (-8.01%) 直近21営業日 / 単位:pt SOX指数 (下落=青)

今日の個別おはぎゃー — 朝の絶望、夕方の大逆転

SOX−8%を受けて、寄り付きの半導体株は総崩れ。ところが、この日はそれで終わりませんでした。朝いちばんに投げた人が、いちばん痛かった1日です。

キオクシア(285A):前日終値76,260円に対し、寄り付きはいきなり68,000円(−10.8%)。9時台には安値67,190円(−11.9%)まで突っ込み、時価総額の1割超が朝のうちに蒸発しました。ここで物語が反転します。買いが殺到し、引けてみれば83,300円(前日比+9.2%)——安値からの戻りは実に+24%。朝の投げ売りを黙って拾った人だけが笑った、教科書に載せたい逆転劇でした。

ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324):前日終値8,130円 → 前場に安値7,470円(−8.1%)。ロボット部品の主力が半導体連鎖で叩き売られる、いつもの流れ……と思いきや、こちらも後場に猛反発。終値は8,840円(+8.7%)、ほぼ高値引けです。1日の振れ幅は約17%——完全にジェットコースターでした。

半導体製造装置トリオ:アドバンテスト(6857)は安値27,665円(−4.0%)から終値29,345円(+1.8%)へプラ転。東京エレクトロン(8035)も安値−5.4%から+0.4%まで戻して着地。ディスコ(6146)は安値−5.3% → 終値−0.3%のほぼ全戻し。朝の下げ幅を、夕方までにほぼ食べ尽くした格好です。

※株価はYahoo Finance日次データ(前日終値比)。−15%やストップ安級の「事件簿級」銘柄は出ませんでしたが、「朝−12%→引け+9%」のキオクシアは十分に記録的な1日でした。

ひとくち比較

おはぎゃー指数の履歴を見ると、7月1日・2日も今朝と同じく日本勢が底堅く おはぎゃー度が一桁台の平穏 が続いていました。SOX −8%という米国発の暴風が吹いても、日本の指数が おはぎゃー度5% の緑で踏みとどまったのは、まさに新指数の設計思想どおり。そして引けにかけては爆上げ度22%・好調(赤)まで好転し、この日の代表ダルマは赤い笑顔になりました。「米国が転んでも、日本は起き上がる」を体現した一日です。

★4 好調ダルマ

株運長久ダルマより

「米国が真っ青な夜でも、わしの足元――日本株――はどっしり構えておった。朝は緑で平穏、引けには赤い笑顔じゃ。慌てて投げた者だけが、起き上がったダルマを下から見上げることになるんじゃよ。」

過去の記録はこちら → おはぎゃー・アーカイブ

※2026年7月8日におはぎゃー指数を改定しました(構成指標を日本重視の新5指標へ変更)。本記事の指数・5指標は、改定後の新方式で再計算した値に差し替えています。

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